門番の仕事

住んでいたアパートには、敷地内に掘建て小屋が3つあり、
そこには、お手伝いさん1人、門番2人、門番の奥さん1人が住んでいました。

ある時、門番2人が、大仕事をしていた!
日本では見られない光景。
敷地内で、羊をさばいている。
実際にさばいているのを見たのは初めてでした。
遠目だったし、血を抜く作業はもうすでに終わっていたようだったので
見ていられました。

あの羊、料理になったあと、うちにもお裾分けあるかなあと期待しましたが
残念ながらありませんでした。ははは。
大家さんのインジェラは美味しかったから、期待をしてしまった。

 

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出国審査(ジブチ)

ジブチでの出国審査の時のイラっとした話。

審査官は私のパスポートを受け取ったものの、隣の審査官と話を始めました。
フランスでもフィリピンでも他の国でもありそうな、
一見、仕事に集中してないこの雰囲気。
あ〜やっぱりこんな感じなんだなと思いました。
日本人だったら、審査官は自分の仕事にまっすぐ取り組むけど、
(隣の審査官と話しながらやるなんてない)
他の国の人間はそうじゃないことが多いですよね。
日本人と比べるのも馬鹿げているのでここまでは驚かなかった。

しかし、ものすごいゆっくりとページをめくって中を確かめている。

うおーー、まじかー!

スローモーションのようにページをめくるジブチ人審査官!!
(ちょっと面白い)

よく見ると、、そのページ真っ白ー!

何見てんじゃーー!?いや、見てないのか!?

え、え、まさか、、カット(Khat)中? と思い顔を覗いてみるとそうではない。
あーよかった。
そしてめくる度に、ペットボトルの水を飲んでいる。

苛立と共に、出国審査の列には誰も列んでないけど早めに来て良かったと
もやもやと心の中で葛藤していると、
私のパスポートを広げながら審査官の動きが止まった。

ん?どうした?

何か問題ありますか?汗汗 と、拙いフランス語で聞いてみた。

いいえ、と審査官。

ホッとしたのもつかの間、

さらに、pause と審査官が言ったーーー

ほえ?

そしてため息ついて隣の審査官と喋り始めたーー!
なぬ〜〜

えーーー 今、 ポーズって言ったよね〜〜?
日本語で言いますと、きゅ、休憩 だったよね?!?!
その、 ポーズ?! だよねー?

ポーズしちゃってるねーーうんうん

なぜなのーー私の後ろに誰も列んでいないのだよ?!
すぐに休めるのだよ?!

なぜに今?
そんなに疲れたのかー?
見るところがあまりない私のパスポートですよね、
チョーラッキーじゃん〜?

なぜに?? と聞くと、

なんか楽しそおう〜〜

そして、現地の言語で何か言っている。。
せっかちなアジア人ね〜とか言ってたんだろうか?。。

早く返せ! みたいなことを言ってみたけど、
なんで?と聞かれた。

。。。

隣の審査官が、あなたはフランス語喋れるんだね?
みたいな感じで話しかけて来たけど
審査官の一言に飽きれて無言になってしまいました。
待つしかないね。

そして、あれだけ隣と喋っていたのに、
終わった合図をなにもしないでパスポートを投げ捨てて立ち去る審査官。。
先に消えるんかよ・・

心の中でバーカバーカと叫びながら、
プロレスラーにすごい痛い技をかけさせました(小さい反抗)。

まあ、全てのジブチ人審査官がこんな感じではないと思いますが、
私の当たった人はこうでした。
私自身、海外旅行経験は少ないので、出国審査中の休憩は珍しくないのかもしれませんが、驚きを隠せない経験でした。

東北の記念碑

3月11日、記念式典に参加しました。
農大に留学していたジブチ人が東北の記念碑を建てたそうです。
場所はプラスド東京です。
植樹もされています。

En commémoration de troisième anniversaire de 11 mars 2011.
Les Djiboutiens ont installé un panneau de commémoration de la catastrophe au Tohoku à la place de Tokyo en Djibouti ville.

 

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J’adore!! Mehndi.

お手伝いさんがヘナで手を染めているのをみて、それいいね、と言っていたら、先日彼女がヘナを持って来てくれました。ヘナで身体に絵や模様を描くのは、アラブ諸国のおしゃれだそうです。インドなどにもあります。ヘナのおしゃれをメヘンディ(Mehndi)と言うらしいです。メヘンディアーティストは口コミで探すらしい。そして、家に来てもらって描いてもらうんだそうです。今回はとりあえず、ヘナを貰ったので自分でメヘンディに挑戦してみました。ヘナ100%は、染まるとオレンジ色をしています。髪の毛染めにも使われています。日本でもヘナと茶色くする他の原料を混ぜたもので髪の毛を染めたりしてるよね。今まで興味なかったんだけど、今度試してみようと思いますー。
メヘンディは、まずヘナを水分で解いてから、それをホイップクリームをケーキの上に絞るような物を作ってそれで描きます。そしてしばらく時間を置いてからはがしていくと、描いたところがオレンジに染まり、模様として現れます。
絵描きの私としては、ちょ〜楽しい!

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Mehndi.

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Mehndi sur ma peau.

↓日本で売っているヘナです。

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乗り合いバス mini bus

地元の人の足は、乗り合いバスです。
私の住んでいるエロン地区からダウンタウンまでは、
1人40ジブチフラン定額で、タクシーに比べるととても安い。
タクシーはダウンタウンまで500〜700ジブチフランです。
値段は交渉が必要なので面倒。

ボロボロの車がよく走れているなあっていう印象。
バスによって色々な装飾がされていて、それなりに個性がある。
このバス、カッコいい〜っ!乗ってみたい〜!
っていう装飾はない。

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ここは、ランボー広場。
エロン行きのバスはここから。
車掌が、エロンエロンと、行き先を叫んでいるのですぐ分かります。

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乗り合いバスの中は5列くらい席があります。
この時乗ったバスの天井には、絨毯みたいな布が張られて、透明のビニール
(テーブルクロスみたいなの)で覆ってある。
クリスマスなんかに飾るような電飾も取り付けられていて、
外見からも、室内からも、ジブチ人のセンスが垣間みれます。。

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運転手と車掌がいます。
車掌は、開けっ放しのドアにつかまって乗っている。
天井をたたいて運転手に止まれとか進めの合図をしている。
運賃は降り場が近づいたら彼に渡すか、終点が近くなると彼が集め出す。
降りる時は、「ジョージ」(アムハラ語?)と言うか、天井をたたけば下ろしてくれます。
始発から終点までの間は、基本的にどこからでも乗れます。
決まった停車駅はなくて、バスがきたら手を挙げれば乗せてくれる。
フィリピンでいう、ジプニーです。
因に、ジプニーの方が乗り心地がいいかな〜。

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このタイプの車が乗り合いバスとして使われてます。
日本の中古車だそうです。

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この写真は車内。窓の下部分。
ねじが無くなって、瓶のふたで止めて、
まだまだま〜〜だ使われる。
エコです。

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夕暮れ時、砂埃と熱気のランボー広場。